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Pace of life

どんな境遇に置かれても、最後までやり遂げるのがプロ。
プロ意識を持って仕事するというのは、大事なのかもしれない。
仕事とは本来そうあるべきなのだろう。
趣味と仕事は違う。
趣味を仕事とした人はいると思うが、仕事が趣味になった人はそうはいないだろう。

今回は18日間という長い撮影だった。
ウィーンロケ、スイスロケ、そして一息ついたと思ったら、18日間の北ドイツロケが始まった。
長時間、長期間の撮影は体力的にもこたけた。
ただ、皆で力を合わせただけに、やり遂げた今の達成感はとてつもなく大きい。
チームで仕事をする醍醐味の一つかもしれない。

そして休暇がスタートした。
毎日時間にとらわれることのない生活。
久しぶりにゆっくりしている。
撮影帰還の18日間は毎日外食だったので、今は家で普通にする自炊ですら楽しい。

気付けば夏は終わり、秋の気候へと移行しているベルリン。
結局今年も夏の気候は合計1週間ぐらいしかなかったんじゃないか。
夏やりきれなかったことを、取り戻さねば。
どこかにふらっと行ってみるのも良いかもしれない。
”旅行”と大げさなものではなく、ふらっと電車で隣国へ。
ヨーロッパがヨーロッパである良さ。

初心に帰る良い機会だと思う。
一つのことに集中すると良くも悪くも周りが見えなくなる。
この休暇を有意義に使いたい。

Pace of lifeを少し落とし、物事をゆっくり見てみる。
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5年後の自分

夏の気温、Tシャツ一枚。
皆、時の流れるままに、公園でのんびり日向ぼっこを楽しんだであろう先週末。
あ〜ようやくこの季節がきた。そうベルリン人は喜んだに違いない。
が、そんな喜びもつかの間。
またまた肌寒い日がここ2,3日続いている。
天気予報も曇りしか示さない。
太陽さんよ、あなたはいつまでここベルリンを留守にするつもりか。。。

またしばらくこのブログもご無沙汰していた。
最近なかなか仕事も忙しく、ゆっくりと文章を綴る時間が取れなかった。
何せこのブログを書く際は、いつも朝からカフェに足を運び、時間を贅沢に使って執筆している。
取材が決まると、その取材対象の下知識を入れることに時間をとられ、なかなか外の世界のニュースが入らない。
なので毎回ロケ終わりは、そのバックアップから始まり、最後はこのブログへと行き着く。
自身のキャパシティを広げ、もう少し要領よくこなせれば良いのだが。
今後の課題だろう。

今回はヴィースバーデンの温泉取材が一つとベルリン在住の日本人パティシエの取材が一つ。
まず、ドイツの温泉。あまり馴染みがないかもしれないが、ドイツ人は基本低温で長時間入浴し、
温泉の内装はまるで日本でいうところの室内プール。そこでは男女混浴、全裸で入浴するスタイルをとっている温泉も多々あり、初めての日本人には驚くべき光景が広がる。それでも一度慣れてしまうと、撮影のためとはいえ、1日中服を来て室内をうろうろしているこちらの方がなぜか少し恥ずかしい気分になってくる。今回も四六時中じろじろ見られていた。
特に難易な取材ではなかったが、人が裸で入るとこに1日中いるというのは、かなり体力を使うらしい。
毎日取材終わりは、ベットでバタンキュ〜。10日間というわりと長めの取材であったが、無事終わった。

そして、昨日まではベルリン在住日本人パティシエの取材。
日本人として、海外で奮闘する人を紹介する番組。
ベルリンへ来てはや10年、パティシエとして費やした日々を赤裸裸にカメラの前で語ってもらった。
やはり、当初は苦労の連続だったようで、両親の支えなしには今のポジションはありえなかったと
最後は涙を流していたのが印象的であった。

彼女のインタヴューなどを聞いていると、いろいろと耳がいたい内容もちらほら。
海外を飛び出し、最初は孤軍奮闘したらしい。
お菓子作りが好きで好きでたまらず、そして同時に現在は初の出産を3ヶ月後に控え、
その幸福で満たされた彼女の表情はブラウン管を通しても皆へ伝わるであろう。
こちらも、刺激的な取材であった。

カメラ横で、こんなに人ごとではない話を聞いたのも久しぶりだ。
海外生活10年か〜。
10年たったら、どこで何をしているのか?
まったく想像がつかない。

いろいろな場所でいろいろな人に出会い、彼らの世界・生活をちょっとだけ垣間みる。
そして毎回、それをそっと自分の肥やしにする。
この仕事は”今”の自分にとてもあっているし、何より楽しくやりがいがある。

ただ5年後は分からない。
だからこその今。
ハラハラドキドキの人生を謳歌する。







ジャンパー

2013年12月31日。

このブログ、実は2008年から書いている。
我ながら、良く続けて書いていると思う。
やはり、文章を書く事は好きな部類に入るらしい。
何より、何十年か後に読み直した時、自分自身がこれまでしてきた経験、体験に笑うだろう。
それが何よりの楽しみ。

この前のブログでも書いたのだが、あの時点で仕事納めのはずが、急遽その次の週からまたスイスに飛ぶこととなった。
人間、気を抜くといつもこんな感じだ。

取材相手は、日本代表女子スキージャンプ山田いずみコーチだった。
今回は、Hinterzartenスキージャンプ台、女子W杯撮影オーガナイズが
仕事のメインだったので、選手団の話を直に聞くことはあまり出来なかった。
それでも、日本女子代表、特に高梨沙羅選手をこの目でしかと見ることが出来た。
普通にリラックスしている時の彼女は、どこにでもいる17歳の少女そのもの。
W杯の日程に向けて天候が良くなるよう、ホテルでテルテル坊主を作るなど、まだまだ
少女としての無垢な一面がそんな彼女の優しい性格を物語る。
そして外見は、想像していた以上に小柄な選手で、教えられなければ、とても日の丸を背負って
戦う唯一無二の天才ジャンパーとは思えない。
しかし、そんな彼女が一転、トレーニングを開始するとまったくの別人へと変貌する。
表情から笑顔が消え、自分を追い込むアスリートの目つきへと変わる。
プロの目。
それは、高梨選手だけに限ったことではない。
日本代表の女子ジャンパーは10代の選手も多く、皆がとても若い。
しかし、自分の世界に入った時、皆その目つきが変わる。
皆若いだけに、その精神コントロールが難しいのだろう。
試合前に集中しすぎて、燃え尽きてしまっては意味がない。
その精神状態の極限を見極め、抜群の状態で選手を試合へと導くのが、山田コーチの役割だ。
技術面だけではなく、精神面もサポートする。
山田コーチ。
外から見ていて、選手一団にとって良いお姉さん的な存在に見えた。
スポーツ界には今もまだ根強くあるであろう”熱血コーチ”といった役割は、だんだんと変わってきている
のかもしれない。ゆとり世代、そして後続の世代に適したコーチ像が求められている。

「日本代表」
海外に住んでいると、いろいろな場面で意識する言葉だ。
なぜなら自分が日本人であることを嫌でも意識せざるおえない環境に身を置いている。
そんな中、日本人として出来ることを日々模索する毎日。
2013年も同様。いや、それは多分2008年、初めてこのブログを書き始めた時から考えている。
自分の役割とは何なのか。
日本女子ジャンパーを見ていて、また少し考えさせられた。
彼女たちは、実際に日の丸のユニフォームを身につけ、まさに代表として世界に挑戦している。
存在としては、とにかく大きい。
ただ、日の丸は日本人である以上誰でも背負えるはずだ。
右傾化する日本を飛び出し、世界で日の丸を背負って戦う。
一般個人にだって出来る。
右だ、左だと揶揄する前に、まずは前に飛び出し、K点だろうと越えてやる。
それが、ジャンパーのかっこよさだと思う。

2014年も、前へ飛ぶ。









2013年・年末

先週1週間は仕事休み。
そして、今日からまた週末まで休み。
年末の有休消化だ。
それでも残った有給は来年に持ち越すことに。
こんなに休みをまとめてもらえるのは、海外の会社ならではか。
そして、来週1週間会社に行くと、その後はクリスマス休暇突入で年明け1月5日まで休み。
今年も年末はまたあの戦争のような花火を見て過ごすのか。
はたまた、他国へ行って異なる文化のもとお祝いするのか。
まだまだ完全なるノープラン。
スペイン・マドリッドで10キロマラソンをして、2009年を迎えたあの1日も今では思い出深いものとなった。

去年の今頃はドイツの病院で10日ほど入院していたっけ。
点滴地獄の入院生活だった。
海外での入院生活はほんとにおススメしない。
それを思うと、今年はより1段と心身ともにタフになったのであろう。
いや、もともと病気などとは無縁なはずだ。
去年はあまりにも羽目をはずして、遊びすぎたからか。
もしくは仕事によるストレスか原因だったのか。
「倍返し」が、自身の体内で流行語ノミネートされないよう気をつけねばならない。

今年10月はスイスでロケ、ベルリン帰国後にすぐロンドン。
そしてロンドン帰りでまたロケといった具合に、昨年末を思わせる忙しさではあったものの、
今こうして気づけば、近所のカフェで温かいエスプレッソと共に無事師走を迎えられている。
色々と感謝。

今日は朝からジャック・ニコルソン主演のThe Bucket List(邦題:最高の人生の見つけ方)を見る。
早朝のうちから感動してみるのも悪くない。その日1日がとても幸福感で満ちる。
その後は勢いあまって、部屋の大掃除+模様替えまでしてしまった。やはり抜群に気分が良い。

明日はスペイン人からスペイン料理を教わるという名目で、ご馳走になる。
早朝は去年は良く行った、ジム+水泳+サウナのコンビネーションも悪くない。
週末はアウシュビッツまで足を延ばしてみようかとも考えている。
いろいろと有意義な年末にしたい。

日常のほんの些細な1アクションを大事にすると、毎日が楽しくなる。
そんなことを最近考える。
どうしても隣の芝生は青く見えがちだが、自分の価値観に従って生きていこうと思う。
なぜって、ぶれた男はやはりかっこわるい。

このブログを世界のどこかで読んでくださっている皆様も、
思い思いの素敵な年末を過ごしていただきたい。





スイス・大絶景にみる

またもや気づいたら年末。は〜早い。
いや、まだ11月ではあるが、ベルリンのいたるところのクリスマスマーケットを目にすると
そういう気分になってくる。ただ最近は、ベルリンに住んでいながら、タイムリーでホットな
ベルリン事情から大分遠のいていたと感じる。
集中し始めると周りが見えなくなる悪い癖だ。
常日頃からアンテナを色んなとこに張っているつもりだが、それも仕事に入ってしまうとなかなか
思うようにいかない。
とりあえずは、冬名物ホットワインを片手に、またホットなベルリン事情へと戻っていきたい。

10月9日から10月22日まではスイスでの仕事だった。
ず〜と書こうと思っていたが、ロケ終わりから次のプロジェクトがスタートし、
なかなか書く機会がなかった。ようやく落ち着いたので、また忘れないうちに記す。

スイスは山岳鉄道ユングフラウヨッホとアレッジ氷河の取材。
山岳鉄道は、最終駅「トップ・オブ・ヨーロッパ」を目指す。
名前の通り、ヨーロッパで一番標高の高い駅である。酸素も薄い。
しかし、さすがはユングフラウヨッホ。
名の知れたところは、日本人観光客も多い。
特に日本人のおばちゃんたちには人気のスポットらしい。
頂上は中国人、日本人がごった煮だ。

今回取材を通し、チューリッヒやインターラーケンと都市も寄ったがが、大半は雪山での取材。
そして一番長く滞在したのが、アレッチ氷河の拠点村となるRiederalp(リーダーアルプ)。
この村から、ほぼ毎日アレッジ氷河までハイキングすることとなる。
地元登山家とのミーティングをし、彼らの声を便りにプランを組む。
天候などは、天気予報なんかよりも地元の声を聞くのが一番。

例え太陽が雪へと反射し暑いぐらいの晴天であっても、
「あと10分もしたら霧が出て曇ってくるから。そして午後からまた晴れるよ。」

これがまたホントに当たる。
何回彼らの声に助けられたことか。
というか、地元の人なしで行動することは完全に不可能。

アレッジ氷河までは、もちろん徒歩で行くわけだが、片道雪道3時間。
雪道、砂利道と足も取られる。
さらにこちらは撮影機材も背負っており、まさに自然との戦い。
1. 途中、歩きながら電話にて先のスケジュール調整をしていたため、意図せず撮影隊から
置いてきぼりになる。雪山の中一人。正直かなり焦ったあげく、山岳隊長の犬笛を便りに合流した。)
2.カメラマンが標高差500メートルの崖から足を滑らせ、急死に一生を得る。奇跡的に
片手でロープをつかみ、体制を保持。今回の取材で一番焦った瞬間。。。)

しかし、さすがはスイスの大絶景。
目的地に着けば、ハイキング疲れなんかも忘れてしまう。
途中、マッターホルンも見る。
氷河期の浸食作用によって生まれたあの独特なとんがりフォルム。
思わず写真でパシャり。

そして毎日ホテルで用意してもらった、お昼の弁当が美味しいこと美味しいこと。
特にスペシャルなものが入っているわけではない。何でもないサンドイッチにチョコとフルーツ。
ただ、山岳中に必要となる糖分なんかもちゃんと考慮されており、そんなちょっとした心遣いが嬉しい。
なぜか、疲れてる体にすごくしみる。
帰り道は野生のアルプスカモシカとも遭遇し、疲れていてもテンションはあがる。
皆で息を潜めて、撮影。

ハプニング続きのロケではあったが、今回はとにかく充実感が大きい。
何より最後まで皆でやり通せたことが非常に嬉しい。
良いチームで仕事が出来た時は、いつもそんな充実感がたまらない。
今回は我々撮影隊だけではない。地元スイス観光局のスケジューリング、Riederalpの地元住民、
ホテルの人々、山岳ガイドの協力、そして彼らのいつも温かい笑顔。
いやはや本当に良く助けていただいた。
日本側、スイス側が皆が共同で一丸となって動いた結果最後までこなせたロケだと心から感じる。

出来上がった番組を見るのが今から楽しみである。

それにしても、スイスは物価が異常に高い。あそこまで高いと個人旅行で行くのは難しい。
タクシーで10分移動しただけで、5000円近くかかった。驚かされる。

さて、今年もラストスパート。
気を抜かずに頑張ろう。

あのスイスの雪山、そして山道を体験した今、ベルリンの冬など恐れるに足らず。






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